ひろしコンフォーコ

ツィンク奏者が物知り顔であれこれ語ろうとするものの、ちっとも上手くいかないブログ。

子供なんか可愛くない!!はずだった。。

数年前までは、朝起きたら小さな子供をこぶしで握りつぶすのが日課だった。

しかし、この頃どうもおかしいのである。冬なのに暑さで頭でもやられたのだろうか。

 

子供うぜぇ

子供はとにかくうるさい。病院に行けば泣き叫び、お母さんと買い物に行けば「あれが欲しい」「これが欲しい」と駄々をこね、よく分からない事ではしゃぎ、何度も同じ遊びをやらせようとねだる。

僕は、そんなクソガキだった事なんて一度もない(はずだ…)。むしろ、幼い頃からそういうクソガキを見ては、「恥ずかしいやつだな…」と冷ややかな目を向けていた。

だって、よく考えてもみたまえ。病院で泣く理由なんて何一つない。キレイな看護師さんが子供には甘々で面倒見てくれるのだから、思う存分堪能したらいいではないか。何がそんなに不満なんだ。

まだ子供なのに、駄々をこねるほど必要なものだってあるはずがないじゃないか。何がそんなに必要なんだ。おもちゃが無くて何に困ると言うんだ。不思議で仕方がない。

子供諸君にもその辺しっかり考えて欲しいものだが、大人も大人で、そういうクソガキを見て、表情を緩ませたりしているのである。そんなだから、ガキ共は調子に乗るのだ。全く、困ったものだ。

あと言っておくが、戦隊ごっこで悪役をやらせといて文句を言うのは辞めなさい。君たちは、こちらがちょっとでも手を抜くと「元気なくなったぁ〜」と言い出す。ちょっと待て。悪役に元気はいるのか?!

 

ちっちぇのが邪魔

大きい子供たちはまだいい。しかし、背の小さな子供は最悪だ。

夏休みになるとよく分かる。街に出れば家族連れであちこち子供だらけになる。テーマパークとか特に多い。でも、小さな奴らはこちらの視界には入らない。その上、ちょこまかと予測不能な動きをするから、危なくて仕方ないのである。

いや、いいのだよ?別にぶつかったって向こうが怪我をするだけだ。でも、向こうからぶつかって来たくせに、怪我をしたらこっちが悪者になるのだ!

なんてこった!!勝手にぶつかってきたのに!!こんな小さな頃から当たり屋かよ!!

 

しかし・・・

とまぁ、こんな感じでこれまで多くの子供たちを闇に葬ってきたのだが、近頃おかしいのである。

電車で乳母車に乗せられている赤子が泣いているのを見て、ニコッ、と笑いかけて泣き止ませてしまったり、登下校中の小学生や中学生を見て可愛いと思ったり。。

加齢か?これが、歳を取るということなのか?だとしたら、恐ろしい現象である。人間が変わってしまうのだから。あれだけ子供が嫌いだったのに。子供が可愛いはずないのに。

 

子供が可愛いだなんて認めないんだかんね!

子供を可愛いと思ってしまった時、僕の中で何かがはじけ飛んだ。

 

“まだ丸くなんてなりたくない”

 

僕は焦った。つまんない人間になってしまうんじゃないか、ほのぼのと笑ってるだけのジジイになってしまうんじゃないか。10代の頃はあんなに尖ってたのに。

丸くなんてなりたくない。偏屈なジジイになったっていい。いや、むしろそうなりたいくらいだ。

 

でも、まだ希望はある。可愛いと思うのは、女の子だけなのだから。

い、いや違う!断じて違う!ロリコンだなんて、そ、そんなバカな!