ツィンク奏者with吹奏楽団Cozorite!終演!!
今日は吹奏楽団Cozoriteの本番でした!
まさか吹奏楽で演奏する事があるとは思ってもいませんでしたが、すっごく楽しませて頂きました!いやぁ、いい経験でしたよ、本当に。
吹奏楽とツィンクはイケる!
前にも書きましたが、吹奏楽でツィンクを使うことなんてあり得ないし、聞いたこともありません。というか、やった事ある人おるんかな??ってくらいなんですが、意外や意外、イケちゃうんですねぇ!驚き!!
それは、ツィンクの持つ音色やその親和性の成せる業でもありますが、吹奏楽の懐の深さというのも特筆すべきところです。
吹奏楽は管楽器の集まりです。それが音色の土台になっています。色々な音色や特色を持った管楽器が様々な組み合わせで、時には全体で同時に響くわけです。これは、オルガンと同じような構造です。
オルガンは鍵盤楽器でありながら、内部のたくさんのパイプ(管)に空気を送り込んで音を奏でる管楽器でもあります。その中には実に様々な音色のパイプが入っていて、ツィンクの音色のパイプが入っているオルガンもあります。オルガンと一口で言っても、色んな音色が鳴るんですね。いくつかの音色を組み合わせたり、単独で奏でたりと、本当に色々な音色を奏でられるんです。
吹奏楽もこれ同じです。吹奏楽というのは、実は一人の人が一つの音色を担当するオルガンなんです。そう考えると、大きな一つのオルガンとして奏でられる吹奏楽には、ありとあらゆる管楽器を受容してしまうだけの魅力というか、可能性があります。
ツィンクで一緒に演奏してて興味深かったし、楽しかったです。
歌とツィンクはやべぇ!
やっぱりね、これはすごい魅力ですよ!もう、めっちゃ楽しかった!
最後にきよしこの夜を演奏したんですが、そのアレンジがですねぇ、メロディがしばらく歌とツィンクだけなんですよ!これが良くってですねぇ。まぁ、それだけの仕事が出来たかは分かりませんが、それなりには良い感じに仕上げられたんじゃないかと思います。
いやぁ、楽しかった!
というのも、ツィンクは声に最も近いとも言われる楽器で、歌のモノマネをするのが得意なんですよ。歌のような繊細な表現が得意なんです。
実際、ルネサンスや初期バロックの時代でも、歌に重ねるようにして演奏される事が多かったんです。ツィンクの基本は歌なんですよ。そして、歌とツィンクが重なった時の美しさったらもう!ツィンクが声のように聴こえることさえあります。僕も何度かそう言って頂いたことあります。←ちょっと自慢。。
そういうこともあって、きよしこの夜は楽しかったです!俺、仕事してんなぁ!と思いました!w
吹奏楽とツィンクもですが、ルネサンスの曲じゃなくても合唱とツィンクというのは、可能性がありそうだなぁと妄想しました。
とにかく楽しかった!!
10月からリハが始まった、吹奏楽団Cozorite。中高生から社会人まで幅広い年齢や経験の方が集まって結成しました。最初のリハでは、正直「これ、大丈夫かなぁ」と不安に思いましたが、回を追う毎に演奏が良くなっていって、今日は本当に素晴らしい演奏でした。みなさんにも聴いて頂きたかったくらいです。
共演者のみなさん、本当にお疲れ様でした!ご一緒出来て良かったです!ツィンクで吹奏楽に混ざるという、まさかの提案を下さった指揮者にも感謝!
おかげ様で、今日は良いクリスマスでした!
今、スタバでこの記事を書いてます。
「ここ空いてますか?」と仲の良さそうな夫婦に聞いたら、「今ベビーカーの方が入ってきたので空けてあります」と明るく教えて下さり、本当に良い方だなぁと、心が暖かくなりました。
自然にそういうことが言えるって素敵ですね。心が荒んでる僕には真似出来ません(?)
みなさんはどんなクリスマスでしたか?
あと数時間、思いのままにクリスマスを楽しみましょう!
では、メリークリスマス!!