ひろしコンフォーコ

ツィンク奏者が物知り顔であれこれ語ろうとするものの、ちっとも上手くいかないブログ。

ルネサンス音楽と古典ジャズ

子供の頃から民族音楽に興味があった。
というより、世界に溢れる様々な音楽の始まり、根源は何か、と思いを膨らませていた。

それらに共通するものは何か。

クラシック音楽においては、現段階であまり研究の進んでいないルネサンス。
ポピュラー音楽における、古典ジャズや霊歌。
日本伝統音楽。
その他多くの民族音楽。

これらには、類似性と普遍性があるのではと考えている。

特に発展(破壊)していく過程は、音楽的な面でも歴史的な面でも大きな共通点があると予測ができる。

中世ヨーロッパの暗黒時代から脱却しようとしたルネサンス時代と、黒人差別の時代の黒人解放。

「人」というものがキーワードになった時代。
人間の本質を探り求め、新しい時代を築き上げようとした。

ルネサンス音楽と古典ジャズは、異なる時代に類似した条件下で生まれた。

「人」を重んじた結果の産物としての音楽と言えるかもしれない。

このように、世界中の音楽や音楽文化には共通点が多くあるのでは、と。

音楽の本質を知る手がかりとして、これらを研究していきたいと思う。